ランニング都市伝説の解明

本格的なランナーはショートパンツしかはかない

たしかに丈が短いほど肌との摩擦は減りますが、だからと言ってシングレットとランニングショーツを履かなければ本格的なランナーになれないわけではありません。

信号待ちの間もその場で足踏み

必要なさそうですよね。その通り。ランニングは、途中でひと休みしてもOK。

ランニング中のトイレが心配

実際のところ、いつ何が起こるか分かりません。対策だけは考えておきましょう。長距離ランに出かける場合は、公衆トイレがある場所をいくつかルートに入れておきます。トレイルだったら、緊急事態は自然の中でやってもいいでしょう。ワイルドなスポーツですからね。

重要なのは走った距離だけ

LSD(ロング・スロー・ディスタンス)ブームはとっくの昔に終わりました。意味のない距離稼ぎはやめましょう。距離を伸ばすためだけに、退屈なランニングをする必要はありません。数字だけではワークアウトの質は分かりません。本当に大切なのは、あなたがどう感じ、どんな努力をしたのかです。

レースの前には炭水化物をたっぷり

スタートラインに立つ前に十分なカロリー(と睡眠)を摂っておくことは非常に大事ですが、マラソンやそれ以上の長距離ランでなければ、前日にパスタパーティーを開催する必要はありません。実際、短距離レースの場合、炭水化物を摂り過ぎるとペースがスローダウンすることもあります。

ランナーは孤独である

そう、ランニングは日々の忙しい生活の喧騒から脱出するのに最適です。でも社交的なスポーツでもあるのです。ランニングクラブやレースに参加すれば、ランニングコミュニティが開放的で活気があることが分かるでしょう。

ランナーは専門用語を使って話す変人である(それになぜ手を振ってくるの?)

他のスポーツと同じように、ランニングにも専門用語がいくつかあります。詳しい解説は、ランニング用語集を参照してください。確かにランナーは、一般人が理解できないことに興奮します。(例:「今日はストライド5本、テンポラン1本をこなしちゃったよ。イェーイ!」)悪気はありません。これはただ、走ることが大好きなランナーのサブカルチャーなのです。これからはあなたもトレーニング話をして、ランニング中に手を振られたら積極的に振り返してみましょう。

ランニングはつまらない

これはウワサですらなく、 ただの言い訳です。「客観的に見てランニングが最高な理由」リストを参照してください。

楽しんでいたら、真のランナーにはなれない

これはもっとも残念な誤解です。ランニングは単調でつらいスポーツであり、ランナーは苦痛を喜ぶ変人だと思っている人が多すぎます。でも、ランニングは楽しいもの!上手に始める。習慣にする。ランニング友達を作る。自分のペースを見つける。効果が現れ始める。ここまでくれば、もう夢中です。