ランニング用語集

スピードラン

スピードランとは何回かに短く分けた、速いラン。分けられた各ランとリカバリーは一定の距離、ペース、時間にしてもいいし、変化をつけてもかまいません。自分の全速力のペースを上げるには、インターバルが最適な方法です。このタイプのワークアウトはトラックで行うのが理想的ですが、どんな場所でもできます。インターバルの目印には、街区、信号機、木なども活用できます。

エンデュランスラン(持久走)

エンデュランスランとは、心地良いペースで走る長距離ランのこと。長い距離に体と心を順応させていくための重要なトレーニングです。これは、プログレッションランとして走る必要があります(「プログレッションラン」の定義を参照)。

リカバリーラン(疲労回復ラン)

リカバリーランは、ハードなワークアウトの間の日に行うランのこと。苦しく感じるようなランにしてはいけませんが、徐々に速度を上げる、プログレッションランにする必要があります(「プログレッションラン」の定義を参照)。リカバリーランは、ハードなワークアウトと同じくらい重要なものです。

プログレッションラン

プログレッションランとは、ゆっくりとしたペースでスタートし、速めのペースでゴールするランのこと。体力を高め、体がランニングの負担に順応できるようにします。スピードまたは筋力ワークアウトをしない日は、常にプレグレッションランにすることを目指します。

ファルトレク

ファルトレクとはスピードプレイを意味するスウェーデン語で、1回のランの間に距離とペースを交互に切り替えることでスピードと体力をつける走り方です。ファルトレクワークアウトの例としては、気楽に1分間走った後に全力で1分間走り、それを一定の分数や距離で繰り返すか、街区ごとに交互に行う、などがあります。

テンポペース

特定の距離をできるだけ一定かつ速いペースで走り、苦しさに体を慣らすためのペースです。

ストライド

体力を消耗せずに全体的なスピードを上げるために、速く走る短距離走です。全力のスプリントではなく、速いペースのリラックスしたランニングのことです。各ストライドの間には、十分な休養を取ります。まずはランの後に2、3回行い、少しずつ回数を増やしていきます。

オーバープロネーション

かかとが地面についた時に足が過度に内側に傾き、親指で蹴り出すときに起きます。

自己ベスト(PRまたはPB)

自己最高記録(Personal Record)または自己ベスト(Personal Best)のことで、特定の距離における個人の最速タイムを意味します。

ペース

ランナーが「ペース」といった場合、それは1キロ(または1マイル)を走るのにかかる時間のことを意味しています。つまり、6分ペースとは1キロを6分で走ること(または10分ペースとは1マイルを10分で走ること)を意味します。